ルフトハンザテクニックは、A340-600型機の最後のCチェックを完了し、同型機に別れを告げています。
同社は「さようならA340-600!14年間にわたる300回に及ぶ徹底的な点検を経て、ルフトハンザテクニックマルタはこの伝説的な4発エンジン機の最終的なCチェックを完了しました」とコメントし、同型機に別れを告げました。
Cチェックは、1年~2年毎に約10日程かけて行い、D整備に次ぐ大規模な整備となりますが、これが最後のCチェックとしていることから、刻々と同型機の退役が近づいていることがわかります。
既報の通りルフトハンザドイツ航空は、同型機の退役を進めていますが、2026年までは運航を継続する計画とみられています。なお現在同社はA340-600型機を計8機を運用中で、D-AIHI、D-AIHU、D-AIHPの3機は年内に退役することが有力で、残る5機の退役時期は不明なままとなっています。Photo : Lufthansa Tecknik