ANAホールディングスは、2025年3月期決算を発表しました。
2025年3月期の売上高は、2兆2,618億円となり過去最高を更新し、純利益は1,530億円となりました。なかでも国際線は、昨年12月から就航した欧州新規三路線の好調や旺盛な訪日需要により、8,055億円と過去最高の収入となりました。また営業利益は1,966億円となり、2月に上方修正した計画をさらに166億円上回っています。
2026年3月期の見通しは、売上高については、 堅調な旅客需要や高い単価水準が続き、2兆3,700億円(前期比4.8%増)、過去最高となる見通しとしました。また減免・補助金の減少などによる費用増加のため、営業利益は1,850億円を計画しているものの、減実質的な利益創出力は着実に成長しているとしています。なお経常利益1,750億円と当期純利益1,220億円は「2023-2025年度中期経営戦略」で掲げた目標と同額を計画しており、成長回帰に向けた足元固めの総仕上げを行うとしています。
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