マレーシア航空グループは、ワイドボディ機の新規発注を検討していることがわかりました。
これは同グループのIzham Ismail CEOが現地紙に明らかにしたもので、現在導入済みのA330-900neoの発注オプションを行使するか、または新たなワイドボディ機を発注するか、そして貨物部門であるMASkargo向けの機材として既存のA330を改修するか、新造機を発注するかを社内で検討中としています。
なお検討する新規発注機材においては、A350(A350-1000を指すと考えられる)、787・777Xが候補としており、今後のスロット制約考えると特に777Xの設定可能な座席数は魅力的であるとの考えを示しています。
現時点でワイドボディ機の提案依頼書(RFP)を2025年後半に発行する見込みであるとしており、今後ボーイングとエアバスとの協議が本格化するものとみられます。Photo:MAS