アイスランド航空は、2029年にボーイング767-300ER型機を全機退役させワイドボディ機の運航を終了する計画を発表しました。
現在同社は、5機の同型機を運航していますが、2029年秋を目途に全機退役させる方針とし、これによりワイドボディ機の運用を終了します。
同社は同型機の後続機の選定を行っていましたが、最終的にA320neoファミリーや737MAXファミリー機の性能向上により大西洋横断路線をはじめとした長距離路線で運用が可能であることから、ワイドボディ機は不要との判断に至り今後はナローボディ機で機材を構成します。
今回の発表に伴い同社は「この決定は、アイスランド航空の中核戦略と主要な競争優位性、すなわちアイスランド経由で競合他社よりも東西に経済的なナローボディ機を運航できる能力、そしてコスト基盤の合理化に合致するものです」と述べています。Photo : Icelandair
アイスランド航空、B757型機の後続機としてA321XLRを導入 最大25機を導入する覚書をエアバスと締結しエアバス機を初導入