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KLMオランダ航空、給油システムの整備手順を誤り急遽7機の787の運航を停止

 現地時間2025年5月3日、KLMオランダ航空が、急遽7機の787型機の運航を停止するトラブルが発生しました。

 このトラブルは、給油システムの整備手順を誤って行ったことで緊急メンテナンスを行う必要が生じたためで、予備機不足により、同空港を発着する便に影響が出ました。

 整備手順においては、787型機に対して誤って777型機の整備手順を踏んだとみられ、その可能性が判明したことから、急遽7機の787を対象に緊急メンテナンスを実施しました。

 この影響を受け複数便が欠航となるトラブルとなり、約700名がアムステルダム・スキポール空港に足止めされました。なお同社は安全のリスクは無いものの、緊急メンテナンスを行ったと現地紙にコメントしています。Photo : KLM

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