アメリカのデンバー空港は、今後の航空需要の増加により第7滑走路を建設することも視野に入れていることがわかりました、
これは同空港CEOが明らかにしたもので、今後同空港は、継続的な航空需要の増加と共に、国際ネットワークも拡大することが見込まれていることから、第7滑走路の建設も視野に入っているとしています。
また将来的には12本の滑走路が建設可能な敷地を確保していることも明らかにしており、今後もあらゆる需要に対応することに自信を示しています。
デンバー空港は、アトランタとダラスに次いで北米で3番目に利用者数の多い空港であり、昨年は8,230万人が利用しました。また北米で陸上面積で最大の敷地と最長の約4,900m最長の滑走路有し、現在6本の滑走路を有するメガエアポートとなり、あらゆる航空機の離発着に対応しています。
現在日本では羽田空港が4本の滑走路を有し、成田空港は第3滑走路の建設などが行われていますが、世界には更に上をいく空港が多数あると共に、航空需要を見据えた新滑走路の用地を確保しているケースが多くあり、空港間の競争が激しくなっています。なお近場では仁川空港が第5滑走路の建設用地を確保するなどしています。Photo : Denver Airport