キャセイパシフィック航空の運航便において、誤って3歳児に白ワインを提供するトラブルが発生していたことがわかりました。
トラブルが発生したのは、4月24日の香港発ロンドン行きCX255便となり、ビジネスクラスに親と着席していた3歳児に対し、ミールサービスにおいて、本来水を提供すべきところを白ワインを提供しました。
トラブル発覚時にこの3歳児は、水が酸っぱいと父親に訴え、父親がそのグラスの液体を飲んでみたところ白ワインであることが発覚しました。このようなことから父親は、救急医療手配するよう申し出て、同社は管制センターの当直医と連絡を取る対応をしましたが、医療介入の必要はないとの連絡を受けました。
ただ両親は、子供の将来の発達に影響を及ぼすことを危惧しており、地元紙に不満を述べるなどしています。今回のトラブルを受け同社は「当社はこの事態を非常に深刻に受け止めており、適切な対応と誠意ある対応を確実に行うため、社内調査を開始しました。引き続きご家族への支援とサポートに努めてまいります」と声明を発表しています。
Photo : Cathay Pacific
