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エミレーツ航空、2024年度は過去最高益となる約7,600億円を記録 全従業員に対し基本給の約5ヶ月分をボーナスとして支給へ

 エミレーツ航空は、2024年度は過去最高益となる52億ドル(約7,600億円)を記録したことを発表しました。

 同社が最高益を記録するのは3年連続となり、これに伴い全従業員に対して基本給の22週間分(5ヶ月分)をボーナスとして支給することを明らかにしています。

 今回の発表に伴い同社のSheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum CEOは「エミレーツ航空や地上業務を担当するdnataを含む世界的な航空関連企業がドバイから大成功を収めてきたのは、決して偶然ではありません。ドバイの航空業界は、先見の明のあるリーダー、戦略的計画、協調的な実行、そしてお客様、ビジネスパートナー、そしてドバイ市民の皆様からの力強いご支援のおかげで、世界的に影響力を持つようになりました。 」と述べています。

 なお同社の2024年度の搭乗率は78.9%であったことが明らかにされており、前年度の79.9%から僅かながら減少しました。Photo : Emirates

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