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大韓航空とデルタ航空、ウエストジェットの株式25%を取得しパートナーシップを強化

 大韓航空とデルタ航空は、カナダのワンエックス・パートナーズとその関連ファンドおよび共同投資家から、ウエストジェットの株式合計25%を5億5,000万米ドルで取得することを発表しました。

 デルタ航空は3億3,000万米ドルを投資し、15%の株式を取得し、大韓航空は2億2,000万米ドルを投資し、10%の株式を取得します。 デルタ航空は、株式取得完了後、ウエストジェットの株式2.3%を、合弁パートナーであるエールフランス-KLMに5,000万米ドルで売却・譲渡する権利と意思を有します。

 今回の発表に伴い大韓航空のチョ·ウォンテ会長は「太平洋横断路線の接続強化に向けた継続的な取り組みの一環として、ウエストジェットへの投資を大変嬉しく思います。この戦略的提携により、当社のグローバルネットワークが強化され、選択肢と利便性の向上を通じてお客様に長期的な価値を提供できるようになります。」と述べています。

 またデルタ航空のEd Bastian CEOは「ウエストジェットのような世界クラスのパートナーへの投資は、両社の利益を一致させ、米国とカナダの旅行者の皆様に世界クラスのグローバルネットワークと顧客体験を提供することに注力し続けることを保証します。」と述べています。

 さらにウエストジェットのAlexis von Hoensbroech CEOは「れらの投資と、それによってもたらされるパートナーシップの強化は、近年の航空業界にとって異例の時期における当社の従業員とウエストジェットの差別化された業績を裏付けるものです」と述べています。

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