ガルーダインドネシア航空は、中国エアラインが受領を拒否した航空機の導入を検討していることがわかりました。
これは同社幹部が明らかにしたもので、まずは航空機の有無を必ず確認し、もしあればすぐにでも購入するつもりであるとしました。ただ同社は、現在資金難であるとの報道もあり、実際に導入が可能な状態であるかは不明です。
中国政府は、アメリカのトランプ政権の関税政策の対抗措置として、ボーイング機を受領しないよう国内エアラインに通達していますが、受領拒否により既に複数機が中国のボーイングの施設からシアトルに向けて移動したことがわかっており、今後これらの機体の処遇が注目されています。
なお同様にマレーシア航空、エアインディア、リヤド航空も導入に向けて動き出したことがわかっており、世界的な機材不足のなか、これら機体をめぐり争奪戦が始まっています。Photo : Boeing
