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フロンティ航空の失礼すぎると評される2名の従業員が解雇される やり過ぎか正当か?【動画あり】

 フロンティ航空の失礼すぎる2名の従業員が解雇されたことがわかりました。

 この失礼すぎると評された従業員は、その様子がSNSで拡散されことから多くの批判を集め、その結果同社は2名の従業員を解雇しています。

 このトラブルは、ノースカロライナ州のローリー・ダーラム国際空港にて起きたもので、フロンティア航空のボストン行きの運航便に搭乗しようとした乗客が、チェックイン締め切り時間が出発の60分前であることを知らず50分前に到着したことから発生したものです。

 従業員は、締め切り時間を過ぎているため、この時間から搭乗するには追加の手数料が必要になると説明したところ、乗客は渋々同意し「二度とこんな航空会社に乗らない」と発言したところ、同社従業員も応戦し「よくも私を罵倒できますね。あなたをチェックインさせません。チェックインさせる義務もありません」と発言し、乗客は「乗れるはずだ」と言ったところ他の従業員が「飛行機に乗れると思ったの?」と嘲笑い始めました。最終的にこの乗客はジェットブルーに搭乗しボストンに向かい、その後フロンティア航空に苦情を伝え返金を受けています。

 この一連の動画がSNSで拡散されてこの従業員は批判を受け解雇されたことがわかっていますが、乗客にも一定の非はあるものの、従業員があまりにも失礼な物言いであったことから、今回のような事態になってしまったと考えられます。ただ従業員も失礼な態度をとったものの、あくまでも従業員は規則に則った対応をしただけとの意見もありますが、現地では会社側の解雇判断を支持する声が多いのが現状です。Photo : Frontier Airlines

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