シンガポール航空は、従業員に基本給の約7.5ヵ月分のボーナスを支給する方針であることがわかりました。
これは2024年度に過去最高の28億ドルの利益を計上したことを受けたもので、従業員の基本給の7.45か月分に相当する額を支給することになり、前年の7.9か月分よりわずかに少なくなるものの、高額ボーナス支給となります。
また決算において同社は、トランプ政権による関税政策や経済・地政学的な不確実性が需要に悪影響を及ぼしていると指摘したほか、これらの要因は消費者や企業の信頼感に影響を与え、旅客市場と貨物市場の両方に影響を及ぼす可能性があるとし、今後の需要動向には注視しる必要があるとの認識を示しています。
なおボーナスに関しては、エミレーツ航空も高額ボーナスを支給しており、世界的に競争力のあるエアラインは積極的に利益還元する傾向があり、このような取り組みは、結果的に利用客へのサービス向上につながると考えられ、日本でもこのようなエアラインが出てくることが期待されます。Photo : Singapore Airlines
エミレーツ航空、2024年度は過去最高益となる約7,600億円を記録 全従業員に対し基本給の約5ヶ月分をボーナスとして支給へ