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ユナイテッド航空CEO「JFKから撤退しなければよかった」再就航に意欲

 ユナイテッド航空のScott Kirby CEOは、ニューヨークのジョンFケネディ国際空港(JFK)への再就航に意欲的です。

 現在ニューヨークのニューアーク空港を拠点としている同社ですが、同CEOは現地のイベントにおいて「JFKは私たちにとって大切な場所です。何としてでも我々はJFKに戻る必要があります。ユナイテッド航空があの時JFKから撤退しなければよかった思っています。」と発言し現在も同空港への再就航に意欲的であることが確認されています。

 既報の通り、今後ユナイテッド航空はジェットブルーとの提携を行うとみられており、この事に関しても「ジェットブルーは私たちと同じような文化とDNAから生まれている。」と発言するなど、今後の急接近する可能性を示唆しています。

 多くの識者は、ユナイテッド航空は最終的にジェッブルーの買収も検討しているとの見解を示しており、今後どのような形でJFKの発着枠を獲得していくことになるのか注目です。なお同社は、2015年にJFKから撤退し、コロナ禍の2021年に一時的に復帰しましたが、必要な発着枠を確保できず再撤退しています。Photo : Scott Kirby

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