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ベトナム航空、2035年までに現在の2倍以上の230機体制へ

 ベトナム航空の株主総会において、増資計画および航空機購入計画が承認されました。

 今回の株主総会では、2025年に資本金を9兆ドン増資することと50機の機材購入計画が承認され、以前から同社が計画する事業拡大計画が承認された形です。

 同社は長期的に資本金を22兆ドン増資する計画とし、機材においては2035年までに最大230機体制とする計画としており、この規模は現状の約100機規模から倍増する計画となります。

 今後同社は、この計画を成し遂げるために早急に機材を拡充したい考えとしており、今後どの航空機メーカーの機材を発注するのか注目が集まっているほか、この計画により航空ネットワークは拡充されることから、日本を含め新たな路線が開設されることが期待されています。

 現在東南アジアの各国エアラインは、今後予想される航空需要の増加に備えて機材を拡充する傾向が強く、将来的に競争が激しくなることが予想されます。ただ急速な事業展開となるだけに、あらゆるリスクも負うことになり、今後各社が計画通りに事業を拡大できるのか注目です。

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