ブラジルの第3位の運航規模を誇るアズールブラジル航空は、日本の民事再生法に相当するチャプター11の申請を検討していることがわかりました。
同社は、新型コロナウイルスの影響により53億5000万ドルの負債を抱えましたが、現在も競争激化や燃料費の高騰などの影響を受け経営が正常化しないことから、今後チャプター11の申請を行い経営再建することを検討しているほか、増資や他社との合併も視野にいれているとみられています、
この報道を受け同社は、肯定も否定もしておらず、報道内容に大きく相違はないことが予想されます。
なおブラジルの航空業界においては、2024年1月にゴル航空がチャプター11を申請しており、多くのエアラインが経営再建を必要としている状況となっています。Photo : AZUL