FSC 航空ニュース

ガルーダインドネシア航空、業績悪化で資本注入について協議中の模様

 ガルーダインドネシア航空は、資本注入について協議中の模様です。

 Bloombergによれば、これは業績悪化に伴う措置として検討されているもので、現在政府系ファンドと初期段階の協議を開始したとしており、財務状況の改善に向けて何かしらの対策を講じる計画です。

 同社は、これまでに傘下シティリンク機も含めて15機の航空機の運航を停止したことがわかっていますが、同社はサプライチェーン問題により時間を要し、メンテナンスの順番待ちの状態であることが原因としているものの、実際には資金難であることが原因との報道が現地でもされている状況となります。

 新型コロナウイルスの影響から経営再建を図る同社ですが、引き続き厳しい状況にあると考えられ、今後どのような手立てで経営を軌道にのせていくのか注目です。Photo : Garuda Indonesia

ガルーダインドネシア航空、資金難による15機の運航停止を否定

ガルーダインドネシア航空、破産法15条(チャプター15)を申請

A330neoのデリバリーフライトで密輸を行った元ガルーダインドネシア航空CEOに懲役1年の判決