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エアヨーロッパ、ボーイング737MAXの初号機を受領 スペインで初導入

 スペインのエアヨーロッパは、ボーイング737MAX8の初号機を受領したことを発表しました。

 今回の初号機の受領は、2022年に大手リース会社のエアキャップと締結した契約に基づいたもので、年内にさらに3機の737-8が到着し、2026年には12機、2027年半ばまでにさらに4機が到着する予定で、最終的に29機の同型機の導入を予定しています。なおスペインを拠点とするエアラインの737-8の導入は今回が初めてとなります。

 今回の導入に伴いエアヨーロッパのJuan José Hidalgo社長は 「737-8の導入は、エアヨーロッパにとって新たな時代の幕開けとなります。現在進行中の機材近代化プロセスを強化するだけでなく、持続可能性と効率性の両面で業界をリードし続けるために、最先端技術を活用した機材の革新を継続していきます。」と述べています。

 今後同社は、737-8を中距離大陸間路線に加え、国内の短距離路線にも就航させる計画としており、どのような路線で活用するのか注目が集まっています。Photo : Air Europe

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