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アメリカエアラインのCEOたちの報酬額は?トップは日本でもお馴染みのエアラインで約48億円

 数々のメガエアラインを誇り、その規模などで業界をリードするアメリカですが、その各社のトップたちの報酬も高額なものとなっており、その報酬額を比較します。

 今回紹介するのは、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、アラスカ航空、サウスウエスト航空の5社の経営責任者の2024年の報酬となり、上から順に紹介します。なお各社報酬の仕組みは様々となっており、現金以外にも株式報酬もあることから、表記金額はおおよそとなり、誤差があることをご承知おきください。

1位 ユナイテッド航空 スコット・カービーCEO 約3,390万ドル(約48億円)
2位 デルタ航空 エド・バスティアンCEO 約2,710万ドル(約39億円)
3位 アメリカン航空 ロバート・アイソムCEO 約1,560万ドル(約22億円)
4位 サウスウエスト航空 ボブ・ジョーダンCEO 約1,060万ドル(約15億円)
5位 アラスカ航空 ベン・ミニクッチCEO 約860万ドル(約12億円)

 以上のような結果となり、日本のエアラインなどと比べると高額報酬であることがわかります。また役員クラスも各社高額報酬となっており、結果を出せば高額の報酬という、まさに資本主義を体現した報酬体系となっています。なおこのような高額報酬でも、日本のようにもらい過ぎだという指摘の声はそこまで大きくないのが現状となっています。
Photo : Scott Kirby

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