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エアプレミア、新経営陣のもと事業拡大を見据えた他社買収を視野 イースター航空が有力との見方も

 エアプレミアは、新経営陣のもとで事業拡大を見据えた他社買収を視野に入れていることがわかりました。

 エアプレミアの株式の約48%を保有していたタイヤバンクグループは、ティーウェイ航空の新たな筆頭株主となったソノインターナショナルから約22%の株式を買い取り、エアプレミアの経営権を取得しました。

 これを受け同グループ会長は、航空産業は本質的に規模の経済に基づいているとし、保有機材の拡大と共にM&Aを通じて競争力のある航空会社として育成する計画であることを明らかにしました。

 今回具体的な買収対象とするエアラインへの言及はありませんでしたが、現地ではイースター航空が有力との見方がされており、今後交渉が本格化するのか注目です。

 韓国の航空業界においては、大韓航空とアシアナ航空の統合により、傘下LCCも統合を予定するなど再編が進む予定となっており、今後エアプレミアがイースター航空を買収すると更に再編が進むことになります。Photo : LAX Airport

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