ユナイテッド航空とジェットブルーが提携を正式発表しました。
今回発表された提携「ブルースカイ」は、相互にマイルの獲得と使用が可能となるほか、両社のウェブサイトからインターライン契約を通じて両社の航空券の発券が可能となります。
Photo : United Airlines
また注目すべきは、ユナイテッド航空が拠点とするニューヨーク/ニューアーク空港とジェットブルーが拠点とするニューヨーク/ジョンFケネディ空港のスロットを2027年からそれぞれ提供し交換するものとなります。ユナイテッド航空は、ジェットブルーに1日8スロット分を提供し、ジェットブルーはユナイテッド航空に1日最大7スロットを提供することになります。
これによりユナイテッド航空は、切望したJFKの発着枠を再獲得できることになり、今後これらスロットを主に長距離路線に割り当てるものとみられています。
なお今回の提携は、今後ユナイテッド航空がジェットブルーを買収する布石と考える識者が多く、今後さらに提携を深化させることが予想されます。