ボーイングのKelly Ortberg CEOは、認証が遅れている737MAXシリーズの737MAX7と737MAX10が2025年末までに認証される見通しであることを明らかにしました。
737MAXシリーズの最小の機体である737MAXと最大の機体である737MAX10においては、認証遅れにより発注エアラインにてして納入が遅れている状態ですが、今回同CEOが具体的な時期を明らかにしたことで、認証を完了させる可能性が高まったと考えられます。
また同型機の主要顧客である欧州大手LCCのライアンエアは、2025年後半にも737-10の認証を受けると予想し、2027年春からの受領を予定していることを明らかにしており、ボーイングと情報を共有しているものと考えられます。
なお737MAX10においては、スカイマークも発注しており、現時点で2027年度からの受領を予定しています。Photo : Boeing
ユナイテッド航空、機体承認遅れで737-10の初号機の受領は2027年または2028年以降になる見込み 1号機は他社が受領の可能性も