A380の新オペレーターとしてロンドンのガトウィック空港を拠点として定期便の開設を目指しているグローバル航空は、事業方針を転換する可能性があることがわかりました。
情報筋によれば、同社はA380型機のウェットリース専門エアラインとして運営する方針へ転換し、定期便の開設は行わないとみられます。
既に4便のチャーター便の運航を終えて着実に事業は進捗していますが、競争が激しい大西洋路線の定期便の開設は避け、ハイフライ航空のようなウェットリースエアラインとして事業を確立することを検討している模様です。
またこの事業方針の転換に際し、新たな投資家を必要としている状況とみられ、既にサウジアラビアのサウジ・キングダム・ホールディングスと協議を開始したとの情報があり、今後の同社からの正式な発表が待たれます。
Photo : Global Airlines