リヤド航空は、今月16日から開催のパリ航空ショーにて、A350-1000型機を最大50機発注する見込みであることがわかりました。
同社は、ボーイングとエアバスに対し大型ワイドボディ機の提案依頼書を提出する予定としていることを明らかにしていましたが、このサイズの機材においてはエアバスが勝ち取る見込みで、大型機材は777Xではなく、A350-1000を発注する見込みです。
同社は、中型機材において787を選定しましたが、早くも受領遅延したことなども今回の選定に影響したとみられ、今後事業を急拡大する計画の同社にとっては、納入スケジュールの正確性が最大のポイントになったと考えられます。
現在のところ2025年中旬に初期の就航都市を発表し、運航開始は2025年末頃になるとみられ、将来的に成田空港にも就航予定であることから、今後も注目のエアラインです。Photo : Riyadh Air