アメリカン航空は、誤った機材を投入してナポリ空港に着陸できないトラブルが発生していたことがわかりました。
このトラブルは、2025年6月2日のフィラデルフィア発ナポリ行きのAA780便にて発生したもので、同便は当初787-8での運航が予定されていましたが、機材繰りなどの影響を受け、787-9型機での運航となりました。
同便は、順調に飛行を続けナポリ空港に着陸態勢に入ろうとしましたが、同空港から着陸の許可を得られず、近郊のローマに着陸しました。
同機が着陸できなかった理由は明らかにされていませんが、機材が当初予定された787-8型機より大型の787-9型機に変更されたことが影響し、後者機が承認を得ていなかったとみられています。
なお同便は再びナポリ向かうには機材の問題があったことから、シカゴ発ローマ行きの787-8の機材をローマで交換して翌日ナポリに到着しています。Photo : Boeing
追加関税に対しアメリカン航空CEO「航空機のコストは既に高額でありこれ以上は払いたくありません。これは道理にかなっていない」