エアバスは、ボーイング777Xに対抗する機種として将来的にA350の超長胴型機を開発する可能性を示唆しました。
これはエアバスのGuillaume Faury CEOが海外紙のインタビューで明らかにしたもので、長期的にはボーイングの777-9の旅客定員に迫るA350の超長胴型機の開発を検討する可能性があるとしました。
またこの検討は、A350-900型機からA350-1000型機へと輸送能力を拡大し、さらに全長と機体サイズを拡大し、座席数で777Xに迫る性能を備えた機体へと進化させていくのは、製品ラインの自然な進化と言えるとしましたが、現時点で生産体制の問題により必要性は感じていないとしています。
今回の発言により、予てからエミレーツが要望しているA380neoについては、引き続き開発する可能性は低いと推測され、同社は需要が生じた際の次世代の大型機機材はA350シリーズで対応するものと考えられます。Photo : Airbus
エアバス、A320neoの後続機の位置づけの次世代ナローボディ機の計画を発表 オープンファンエンジンの採用を検討し主翼は折り畳み式