日本への乗り入れを計画するリヤド航空は、エールフランスKLMグループと協力協定の覚書を締結したことを発表しました。
この戦略的提携は、ネットワークの接続性強化に重点を置き、サウジアラビアの首都リヤドにあるリヤド航空のハブ空港とエールフランスKLMのパリ/シャルル・ド・ゴール空港およびアムステルダム/スキポール空港のハブ空港を通じて、将来のビジネスチャンスを最大化するために協力するものです。
エールフランス航空が先日開設したパリ~リヤド線と、KLMオランダ航空の既存のアムステルダム~リヤド線は、利用者の旅行オプションの拡大という共通のコミットメントを反映しています。
路線の接続性に加え、リヤド航空とエールフランスKLMは、相互のロイヤルティプログラムの特典、運航サポート、ラウンジへのアクセスといった機会を検討するほか、整備・修理・オーバーホール(MRO)、デジタルトランスフォーメーション、サステナビリティ、貨物サービスといった分野にも拡大し、包括的なアプローチで価値を提供するとしています。
Photo : Riyadh Air
なおリヤド航空のTony Douglas CEOは、就航初期は、自社のみでのネットワーク構築ではなく、他社との協力関係でネットワークを構築する方針であることを明らかにしており、これまでに多くのエアラインと協力協定を結んでいます。Photo : Riyadh Air