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ジェットスターアジア航空、2025年7月31日をもって事業閉鎖 日本路線も運航終了

 カンタス航空グループは、シンガポールを拠点とするジェットスターアジア航空の事業を2025年7月31日の運航をもって終了することを発表しました。

 カンタス航空グループ傘下の同社は、筆頭株主であるシンガポールのウェストブルック・インベストメンツとの協議の結果今回の決断に至ったとし、サプライヤーコストの高騰、空港使用料の高騰、そして地域における競争激化の影響を理由に事業を閉鎖します。

 今後は段階的に減便を行う計画としており、13機のA320については、オーストラリアとニュージーランドの主要市場へ段階的に再配備する計画としています。

 これにより日本路線の沖縄/那覇~シンガポール線と大阪/関西~マニラ経由~シンガポール線も運航を終了することになります。Photo : Jetstar

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