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ガルーダインドネシア航空、乗務員が乗客のiPhoneを盗んだ疑いで職務停止処分に

 ガルーダインドネシア航空の乗務員が、乗客のiPhoneを盗んだ疑いで職務停止処分になっていることがわかりました。

 この事件は、2025年6月6日のジャカルタ発メルボルン行きのGA716便で発生したもので、乗客が機内でiPhoneを紛失し、その後の追跡で、紛失物の現在地が同社乗務員のステイ先のホテルが示されたことから、乗務員の関与が疑われているものとなります。

 その後乗客は、ホテルにて捜索を依頼したものの見つかりませんでしたが、最終的にiPhoneはホテル近くの川岸で発見され、乗務員が捜索の情報を得て破棄したのではないかと考えられています。

 この事件を受け同社は、調査を円滑に進めるため、勤務中の客室乗務員全員を一時的に運航から外したとし。乗客の皆様の安全と快適さを確保するという当社のコミットメントの一環として、調査が完了するまで、引き続き乗客と連絡を取り合っていくとしています。Photo : Garuda Indonesia

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