カタール政府は、自国の空域を閉鎖したことがわかりました。
この決定により、カタール航空運航便をはじめとする多くのカタール発着便の運航ができな状況となり、現在ドーハなどに向かっていた多くの運航便が出発空港への引き返し、またはUAEの他空港へ目的地を変更するなどの措置を講じています。
現在までに空域の閉鎖期間は明らかになっておらず、当面混乱が続くことが予想されます。なお日本からカタールのドーハまでは、カタール航空が成田空港と関西空港から直行便を運航しているほか、JALが羽田空港から直行便を運航しています。
今回の空域閉鎖は、中東情勢の緊張が原因とみられており、今後周辺国も同様の措置を講じる可能性もあることから、当面中東エリアでの混乱が続く可能性があります。なおカタールには米軍基地があり、イランが攻撃を示唆していることから、政府が何らかの情報を得た可能性が指摘されています。Photo : Qatar Airways