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フェデックス、MD-11FやA300Fなど計12機の退役を完了させたことを発表

 フェデックスは、2024年第4四半期にMD-11FやA300など計12機の退役を完了させたことを発表しました。

 退役が完了したのは、A300-600F型機7機、MD-11F型機3機、ボーイング757-200F型機2機、および関連エンジン8基で、同社はこれらの退役はグローバルネットワークの効率性向上と航空ネットワークのキャパシティと需要予測の整合性向上に向けた機材削減・近代化戦略に沿ったものであるとしています。

 現在同社は、ボーイング757F型機90機、MD-11F型機34機、A300F型機58機を運航し、777型機は昨年から2機増加して59機、767型機は7機増加して145機となっており、767型機は本年に7機追加する計画です。

 なお同社は、今年初めにボーイング777F型機の8機の発注を発表し、MD-11Fの退役時期を2028年から2032年に延長する計画も発表済みです。Photo : Fedex

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