エアアジアは、A321XLRを最大70機導入する覚書をエアバスと締結したことを正式発表しました。
今回の覚書は、総額122.5億米ドルに相当する50機のA321XLRの購入と、20機のオプション権とするもので、2028年から2032年にかけて受領する予定です。
今回の発表に伴いトニーフェルナンデスCEOは「私たちはアジアにおけるローコストトラベルの先駆者でした。そして今、次の段階へと進もうとしています。エアアジアは、世界初のローコスト・ネットワークキャリアなるための変革の道を歩んでいます。これは飛躍的な成長であり、ASEANを越えて地域間を結び、空の旅をさらに身近なものにする挑戦です。私たちはASEANの人々にアジアを旅する機会を提供してきました。今度は、世界の人々にASEANを見てもらい、ASEANの人々に世界を見てもらいたいのです。A321XLRとA321LRはこのビジョンを可能にするゲームチェンジャーです。世界をより近くに感じられるよう、私たちが先頭に立つことを誇りに思います。空をさらにエアアジアの赤で染めていく日が待ちきれません。」とコメントしています。
なおA321XLR導入により、中央アジア、中東、ヨーロッパなどの長距離かつ未開拓の路線へ、より効率的な運航が可能になるとしており、今後新機材の受領と共に多くの新路線が誕生することが期待されます。Photo : Airasia