ロシアのプーチン大統領は、昨年12月25日に発生したアゼルバイジャン航空のバクー発グロズヌイ行きのJ28243便のエンブラエルE190型機(機体番号4K-AZ65)がカザフスタン西部で墜落し。38名が死亡した事故において、ロシアの責任であることを認めました。
アゼルバイジャン航空のE190がカザフスタンで墜落 pic.twitter.com/gxbtFanGnW
— sky-budgetスカイバジェット (@skybudget) December 25, 2024
これまでプーチン大統領は、悲劇的な事件がロシア領空で発生したという事実について謝罪したとされていましたが、撃墜の事実についての言及は避けていました。そしてアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領は、ロシア側は明白な事実があるにもかかわらず、それをもみ消し人々を欺こうとしたとして、ロシアの対応を強く非難し、補償を求める考えを示していました。
今回タジキスタンでイルハム・アリエフ大統領と会談したプーチン大統領は、チェチェン共和国グロズヌイ近郊におけるウクライナの無人機の活動への報復として、ロシアの対空ミサイルが発射され、機体の約10メートル離れた場所で爆発し、破片が当該機に直撃した可能性が高いことを認め、遺族へ補償を行い、一連の決定について調査を行う考えを示しました。
これを受けイルハム・アリエフ大統領は、プーチン大統領が、この事件を調査したことに謝意を示し、今回の認定は両国関係における前向きな進展であると評価しています。Photo : Sputnik


