トランプ政権は、アメリカ発着路線において中国エアラインがロシア上空を飛行することを禁止する方針であることがわかりました。
これはアメリカ運輸省が提案しているもので、一部の米中路線において、中国エアラインのみがロシア上空を飛行することで、アメリカの航空会社に対して不当に優位性を持っていると主張し、これを実行できなければ就航を認めない可能性があるとするものとなります。
同省が提案した規則においては、利害関係者に2日間の意見表明期間を与えるとしていますが、仮に承認された場合11月までに発効される可能性が高く、再び両国間の亀裂が深まることになる可能性もあり、動向が注目されています。
なお同様の主張は欧州エアライン各社からもありますが、EU当局は規制に乗り出していないのが現状です。Photo:Donald J. Trump




