航空機投資専門企業のストラトスは、エミレーツ航空との2027年のリース期間満了に伴い、同社が管理するA380-800型機(A6-EOO)を、リース先のエミレーツ航空に売却することで合意したと発表しました。
A6-EOOは、ドバイを拠点とするエミレーツ航空に2015年9月に初納入され、今年で運用10年を迎えます。 今回の売却に伴い同社のCian O’Shea マーケティングディレクターは「エミレーツ航空の長期的な機材要件をサポートするために協力できたことを大変嬉しく思います。この取引は、当社が航空会社パートナーを継続的にサポートし、機関投資家パートナーに最高クラスの資産運用サービスを提供できる能力を再確認するものです。」とコメントしています。
エミレーツ航空は継続的にリース機を購入していますが、このように機体を買い取るのは、スペアパーツ確保のためとみられており、エアバスが既に同型機の生産を終了して一部部品供給も終了していることから、今後の長期運用に備えるものとみられます。Photo:Stratos



