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エバー航空の客室乗務員がフライト中に体調を崩し死亡 体調不良を訴えるも勤務継続を強いられた可能性

 現地時間2025年9月25日、エバー航空のミラノ発台北行きのBR95便にて、体調不良を訴えた客室乗務員が、台北到着後に病院に搬送され、その後死亡するトラブルが発生していたことがわかりました。

 現地メディアなどによれば、この客質乗務員は往路のミラノ行きの時点で体調を崩しており、復路の乗務中に容体が悪化しチーフパーサーに体調不良を申し出たものの、勤務を継続するよう指示されたとされています。

 また飛行中の航空会社に専門的な医療アドバイスを提供するメドリンクと呼ばれる地上のサポートラインに連絡することをチーフパーサーは拒否したとされており、会社側の対応に問題がなかったのか議論となり、同社も内部調査を開始しています。なこの客室乗務員は、救急車や車椅子の用意も拒まれ自力で降機し、その後病院に搬送されましたが数日後に死亡しています。

 現在この事案に関して、客室乗務員組合も体調管理のための休暇制度に問題があると意見しており、会社側の対応次第では、会社側と従業員側で対立する可能性も否定できません。Photo : EVA AIR

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