トランプ政権は、アメリカ路線において中国エアラインがロシア上空を飛行することを禁止する方針ですが、これに対して中国側はアメリカを批判しています。
アメリカ運輸省は、一部の米中路線において、中国エアラインのみがロシア上空を飛行することで、アメリカの航空会社に対して不当に優位性を持っていると主張し、これを実行できなければ就航を認めないとする方針ですが、これに対して中国の外相が批判しています。
サウスチャイナモーニングポストの報道によれば、同外相は「このような制限は人的交流を阻害し、米国の利益を損なうでしょう。米国側は、他国を不当に抑圧し、世界の消費者にツケを払わせるのではなく、自国の政策が米国企業にどのような影響を与えているかを振り返るべきだ」とコメントしたとされています。
なお仮にこう計画が実行されたとしても。影響を受ける対象便は一部とみられ、今後この対象にキャセイパシフィック航空便が含まれるのかなども注目したいポイントです。Photo : Airbus




