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ボーイング、VIP向けに747-8のプライベートジェットのターンキーサービスを開始

 ボーイングは、VIP向けに747-8のプライベートジェットのターンキーサービスを開始することを発表しました。

 747‑8VIPターンキーサービスにより、ボーイングは機体の調達、カスタマイズされた客室内装の設計、製造、納入、包括的な運航サポート、そして包括的なコンシェルジュサービスを提供します。

 世界最大のVIP機である747‑8は、約5,000平方フィート(約460平方メートル)のプレミアムキャビンスペースを誇り、ボーイングとの単一契約に基づき、専任チームの監督下で設計•完成が可能です。ボーイング747‑8VIPは75名の乗客を乗せ、8,500海里(約13,000キロメートル)の航続距離を誇り、ニューヨークからバンコク、ドバイからロサンゼルスへの直行便の提供が可能としています。

 なお同社は、新プログラムの納入スケジュールを明らかにしていませんが、747の生産が終了したため、既存の機体から調達するものと考えられます。

 今回の発表に伴いボーイング•ビジネス•ジェット社長のジョー•ベンソン氏は「747‑8は、引き続き最⾼級のVIP機や国家元首機としてご愛顧いただいており、目の肥えたお客様は、プライベート航空旅行におけるこの卓越した伝統を継承することにご関心を寄せています。ボーイングが⽀援する747‑8でこの伝統を継承し、パーソナライズされた卓越したフライト体験を提供できることを大変嬉しく思います。」とコメントしています。Photo : Boeing

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