ルフトハンザグループのオーストリア航空は、退役プログラムとして進行中の767型機において、完全退役時期を2027年に後ろ倒ししたことがわかりました。
今年1月には、同社幹部のMichael Trestl氏が787型機の遅延により767型機の退役時期を後ろ倒しすることを検討していることを明らかにしていましたが、これまで計画していた2025年内の退役から約1年程後ろ倒しにする形です。
なお同社は2028年までに767型機と777型機を787型機に更新して787型機を11機体制とする計画ですが、この計画にも影響が及ぶことが予想されています。
現在新型機への移行はルフトハンザグループ全体で進められていますが、エアバスとボーイング共にデリバリー遅延が発生していることから、明確なスケジュールを策定できずエアライン側は苦慮している模様です。Photo : Austrian
ルフトハンザグループ、2030年までに6機種の退役を行う計画を発表 A340-600は2026年を予定し747-400は2027年に退役を予定




