2025年10月18日、中国国際航空の杭州発ソウル/仁川行きのCA139便(機材:A321 B-8583)の機内で火災が発生しましたが、暫定的な調査結果ながら、原因はモバイルバッテリーによる発火であることがわかりました。
このトラブルは、同便が離陸して33,000ftに達した際に発生し、荷物収納棚で炎が上がったことから客室乗務員が消火を行い、その後目的地を急遽上海へ変更しました。
中国国際航空の杭州発ソウル行きの機内でモバイルバッテリーから発火か pic.twitter.com/9Qo2oJh9Bh
— sky-budgetスカイバジェット (@skybudget) October 18, 2025
この火災による負傷は発生しませんでしたが、機内へのモバイルバッテリーの持ち込みの危険性が改めて浮き彫りになった形となり、今年から日本をはじめとして、モバイルバッテリーの機内での取り扱い方法が厳格化されましたが、今回のトラブルを受け、更に規制を強化すべきとの声も強くなってきています。
近年のスマートフォンやタブレットの普及により、モバイルバッテリーは航空旅行において必要不可欠とも言える存在ですが、航空機にとっては非常にリスクのあるアイテムであり、重大な事故に至る前に、当局が規制を強化するのか注目です。Photo : Air China




