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タイ国際航空、3回却下された事業拡大に向けた機材増強計画の承認を取締役会に求める 最大10機のワイドボディ機を導入する意向

 タイ国際航空は、今後の事業拡大に向けた機材増強計画の承認を2025年10月23日の取締役会で求めることがわかりました。

 これは現地紙が報じているこので、同社はこれまで3回にわたり取締役会に機材増強計画の承認を求め、いずれも却下されていますが、同社CEOは、この承認は必要不可欠であり、承認が得られなければ計画しているネットワーク戦略が妨げられ、接続性の向上が妨げられる可能性があるとしています。

 今回提出する内容は、9機の退役によって失われた輸送力を回復させるため、ワイドボディ機8機から10機をリースで調達するもので、発注済みの787の納入が遅れていることもあり、直ちに機材の増強が必要との認識です。

 コロナによる業績悪化から回復過程にあることから、これまで取締役会は慎重姿勢でしたが、今後事業拡大に大きく舵をきるのか注目されます。Photo : Thai Airways

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