ベトジェットエアは、中国国産機のCOMAC社のC909の運航を終了することがわかりました。
これはReutersが関係筋の情報として報じているもので、6カ月のリース満了に伴い運航を終了するとし、理由として運航コストや運航上の制約によるものとしています。なお運航乗務員は成都航空が担当するという形態での運航が続いていました。
現在同社は、2機(B-652G、B-656E)のC909(旧ARJ21)を保有していますが、これら機体はリースバックされるものとみられており、海外エアラインの運航実績を積み上げたいCOMACにとっては大きな痛手となります。
COMACは、政治力を背景に東南アジア市場などで受注を増やすことが予想されていましたが、実際には苦戦している状況となっており、今後は自国以外のエアラインからの受注をどのように伸ばすかが課題となりそうです。Photo : Vietjet




