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ルフトハンザグループCEO、米政府閉鎖の影響で787-9型機のアレグリスの承認が遅れることに不満

 ルフトハンザグループCEOは、アメリカの政府閉鎖の影響で、787-9型機のアレグリスの承認が遅れることに不満を述べています。

 予てからルフトハンザドイツ航空が787-9型機に導入するビジネスクラスのアレグリスについてFAAの承認が遅れている状態でしたが、政府閉鎖の影響により、この承認手続きがさらにに遅れています。この問題は何カ月も続いており、現在も完成した約15機がデリバリー待ちの状態です。

 同社はしびれを切らして機材受領を開始し、ビジネスクラスをブロックすることで路線投入を開始していますが、この状況が長く続く見込みであることに同CEOは、政府閉鎖の影響であると不満を述べています。

 なおこれアレグリスは、A350に導入されているものと同じものですが、アメリカで製造されるボーイング機に対する座席の認可はFAAが担当し、ヨーロッパで製造されるエアバス機にはEU当局が担当している事情があります。Photo : Lufthansa

ルフトハンザドイツ航空、787-9型機に搭載するアレグリスの承認遅れでビジネスクラスをブロックして路線投入へ

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