国営のマレーシア航空のアルコール提供のサービスをめぐり、この行為が反イスラムであるとし、同国の議員が問題提起しました。
この議員は、アルコール飲料の提供は、イスラム教徒の客室乗務員を不快な立場に置くもので、反イスラム的な行為であると主張しており、現在この問題をめぐり、同国では論争が起きています。なお同国の観光業界側は、仮にこのような措置がとられた場合、マレーシア航空は競争力を失い観光産業に影響が及ぶと主張しています。
この問題は直ちにマレーシア航空のサービスに影響を与えるものではありませんが、今後の動向が注目されます。
なおイスラム諸国のエアラインにおいては、エミレーツ航空、ロイヤルヨルダン航空、カタール航空は、機内でアルコールを提供していますが、そのほかの大半のエアラインはアルコールを提供しておりません。Photo : Malaysia Airlines




