成田空港 航空ニュース

成田空港、2025年冬ダイヤの定期乗り入れ航空会社数は開港以来最高値

 成田空港は、発着回数・就航都市数が冬期スケジュールとしてコロナ禍以降最高値となり、定期乗り入れ航空会社数は開港以来最高値となる見込みであることを発表しました。

 2025年冬期スケジュール(2025年10月26日~2026年3月28日) の定期航空会社別スケジュールは、発着回数が 4,755回/週、就航都市数が海外104都市、国内18都市、合計122都市、定期乗り入れ航空会社数が97社となりました。


Photo : NAA

 発着回数は、本スケジュールより新規就航する路線もあることから冬期スケジュールにおいて過去最高だった2019年(4,941回/週)に次ぐ 4,755回/週(前年同期比103%)となり、コロナ禍以降では最高値となりました。

 国際線発着回数は、新規就航や台湾線等の増便により、同じく冬期スケジュールにおいて過去最高だった2019年(3,944回/週)に次ぐ 3,839回/週(前年同期比 103%)と、コロナ禍以降では最高値となりました。中でも貨物便は、新規就航や増便があり発着回数が627回/週(前年同期比104%)となり、夏期スケジュールも含め、開港以来の最高値を更新しました。国内線発着回数は、新千歳線等の増便があり、916回/週(前年同期比106%)となりました。

 また定期乗り入れ航空会社数は、エア・ンボジア等の新規就航があり、定期乗り入れ航空会社数が97社(前年同期+1 社)となり、本年および昨年夏期スケジュールに並ぶ開港以来の最高値となります。

成田空港、冬ダイヤ開始となる2025年10月26日から年間発着回数を34万回へ引き上げることが決定

本格工事を開始する成田空港のC滑走路の供用後の運用方法をおさらい スライド運用で離発着時間が拡大

成田空港が計画するワンターミナルの整備の進め方 最終的に大型機換算で固定100スポットを含む190スポットを想定