中部国際空港(セントレア) 航空ニュース

中部国際空港、2025年10月26日より第1ターミナルの国内線保安検査場の全面供用を開始 PC・タブレット・液体物も取り出し不要に

 中部国際空港は、保安検査を高度化し、利用者にさらなる安全・安心を提供するとともに、利便性向上および保安検査員の省力化を目的に、2024年8月から第1ターミナル国内線の保安検査場の改修工事を行っていましたが、2025年10月 26日(日)に全面的に供用を開始することを発表しました。

 この度の改修において、新たに高性能な X 線検査装置を導入、また併せてスマートレーンを導入することで検査準備を複数名が同時に行えるようにし、保安検査の待ち時間の短縮を図ります。

 地元愛知・名古屋においては 2026年にアジア・アジアパラ競技大会が開催されるとともに、今後も国内外から多くの利用者が見込まれることから、空港としての受入れ環境の整備を進めるとしています。

【改修内容】
①高性能 X 線検査装置の導入
・ 荷物からパソコンやタブレット、ペットボトルなどの液体物を取り出すことなく検査が可能
②スマートレーンの導入
・ 準備台が4つあり4人同時に検査準備が可能(前の旅客の準備を待つ必要がなく、準備ができた旅客から検査を受けることが可能)
・ 検査後のトレイは自動で返却されるため、スムーズな検査が実現
Photo : 中部国際空港

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