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中国国際貨運航空、A350Fを最大10機導入へ 中国のエアラインによる初の発注に至る見込み

 中国国際航空傘下の中国国際貨運航空(エアチャイナカーゴ)は、エアバスの最新鋭貨物機のA350Fを発注する計画であることがわかりました。

 これは同社が証券取引所に提出した資料から明らかになったもので、その内容はA350Fを6機確定発注、4機をオプション導入する計画となります。受領時期は、2029年から2031年を予定しており、今後正式にエアバスと契約が交わされると中国のエアラインとして初めてA350Fを導入するエアラインになる見込みです。

 A350Fは、ボーイングが大きくシェアを握る貨物機市場において、エアバスがそのシェアを獲得するために開発している新型貨物機です、旅客機市場で大きく成功を収めているA350型機のA350-1000をベースに開発が進んでおり、大きな特徴はカーゴドアとなり、大半の貨物を収容できるとエアバスは主張しています。

 現時点で初飛行は2026年が予定されており、今後どこまでシェアを伸ばしていけるのか注目されています。Photo : Airbus

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