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ルフトハンザドイツ航空、A380は今後5年~10年運用することを想定 機内改修も予定

 ルフトハンザドイツ航空は、A380型機を今後5年~10年運用することを想定していることがわかりました。

 ルフトハンザグループは、9月末にグループ全体の機材計画を明らかにしていますが、この中でA380については?マークとして明確な計画が示されませんでしたが、これについて同グループのCarsten Spohr CEOが言及しています。

 同CEOは、現時点で今後5年~10年運用することを想定しているとし、この運用期間を考慮すると最新ビジネスクラスを搭載するなど機内改修を実施する見通しとしています。また同型機は繁忙期にその実力を発揮して利益に貢献するとしており、不採算機材ではないとの認識を示しました。


Photo : Lufthansa

 ただ5年先のスケジュールについては、A350-1000の導入時期、777Xの導入時期、そして2020年代末の市場状況に大きく左右されることになるとし、柔軟に対応していく方針であることから?マークであるとしたことを明らかにしています。

 一時は同型機の退役を計画した同社でしたが、現時点でも十分に利益に貢献する機体して運用が続いており、今後どこまで運用が続いていくのか注目となります。

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