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マレーシア航空、COMACのC919の導入を真剣に検討 2026年に最終決定へ

 マレーシア航空は、中国国産機のCOMACのC919の導入を真剣に検討していることがわかりました。

 これはマレーシア航空グループのIzham Ismailマネージングディレクターが現地紙に対して明らかにしたもので、予てから同型機の導入を検討しているが、現在真剣に導入を検討しているとしました。

 またCOMACとのコミュニケーションは昨年始まり、今年の第2四半期にさらに深まっており、今後もマレーシア航空の将来の機材候補としてC919を評価していくとし、安全性、耐空証明、運用上の実現可能性、そして最も重要な商業的価値を考慮し、2026年にも導入の可否を最終決定する可能性があるとしました。

 マレーシアにおいては、これまでもエアアジアが同型機の導入に前向きな姿勢を示すなどしており、東南アジアにおいて存在感のある両社であることから、今後導入が決まれば、COMACにとっては非常に大きな顧客を獲得したことになります。Photo : MAS

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