タイ国際航空は、今後の事業拡大に向けた機材増強計画としてワイドボディを増強することを取締役で検討しましたが、最終的に否決されたことがわかりました。
この機材増強計画が否決されるのは4回目となり、今回の提案においては、9機の退役によって失われた輸送力を回復させるため、777-300ERと787を約10機リース導入するという提案でしたが。取締役会は否決しました。
以前同社CEOは、この承認が得られなければ、計画しているネットワーク戦略が妨げられ、接続性の向上が妨げられる可能性があるとしていたことから、当初描いていた事業計画にも影響が及ぶことが予想されます。
なお同社においては、コロナによる業績悪化から回復過程にあることから、依然として取締役会は慎重姿勢であると考えられます。Photo : Thai Airways




