日中関係の悪化により、中国政府が自国民に対し渡航勧告を出したことから、今後中国からのインバウンド旅客が減少していく見通しですが、これに伴い現在中国エアラインは関係当局などと運航計画を再調整している模様です。
運航計画の再編について正式な発表行っていないエアラインが大半ですが、これまでに当初計画便の予約を打ち切るなどして、既に調整を始めていることがわかっており、現時点で少なくとも約10社が減便、運休、新規就航の見送りなどを予定しています。
影響を受けるのは、成田空港、関西国際空港、新千歳空港、中部国際空港、神戸空港などを中心とした便で、中国路線が多数を占める関西空港においては、影響が他空港よりも大きくなる見通しとなり、まずは既存路線の減便を行い需要減少に対応するものとみられ、一部路線は運休に至る見通しです。
現在中国エアラインも需要動向を見極めている状況と考えられ、両国間の関係に改善の兆しが見えなければ、今後この減便の規模は拡大するのは必至となり、運航便数が限られる日本の地方空港を発着する運航便は、影響の拡大と共に運休に至る可能性が高いと考えられます。
コロナ禍以降の航空業界においては、急速なインバウンドの需要回復により人材不足などが深刻化し、これまで地上ハンドリング会社などをはじめとした航空従事者の人材を積極的に確保するなどの取り組みを続けてきましたが、仮にこのまま運航便数の減少が継続した際は、日本側も大きな影響を受けることが予想されます。Photo : Air China


